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難しい病気

髄膜腫の治療法としては無症状の場合経過観察をすることが多いのですが、悪性の場合や症状が著明な場合は手術による摘出が必要になります。近年では放射線治療も行われるようになりました。ガンマナイフという特殊な放射線を腫瘍部位に浴びせ腫瘍細胞を破壊するといったものです。この技術は腫瘍部位にピンポイントで放射線を浴びせる必要があります。とても効果的な治療法ではありますが、現在の技術では部位によって施行できない場合もあります。しかしこの分野の技術進歩にはめまぐるしいものがあり、今後こういったも問題も解決していくことが予測されます。

髄膜腫は無症状のものが多い為、発見が遅れることもしばしばあります。交通事故によりCTやMRIをとったことで髄膜腫の存在に気付いたというケースも少なくないようです。腫瘍の小さい時期であれば放射線治療が適応となるのですが、腫瘍が3cmを超えてしまうと適応できず手術が必要になります。手術は比較的安全とはいわれていますが、手術をするとどうしても後遺症が残る危険性が高まるので、髄膜腫には早期発見が重要となります。髄膜腫は90%以上が良性であるといわれていますが、部位や腫瘍の程度によっては命に関わる危険性があります。その為、髄膜腫に限ったことではありませんが、頭痛や吐き気などの症状が続く場合は我慢せず受診するよう気を付ける必要があります。